94.日本を代表する経営者が考えていること ~京都大学の経営学講義
京都大学名誉教授・川北英隆(投資研究教育ユニット代表)
農林中金バリューインベストメンツ常務取締役・奥野一成 ダイヤモンド社
国内国外を問わず成功している日本企業の経営者が実践している事・考えていることが明快に分かり講義を受けた京大の学生達の将来に極めて有効な刺激を与えてくれたと確信が持てました(私自身も高校の入学式で校長の云われた一言で人生が変わった経験者)日本電産の永守社長は数十年前から業界で世界NO1を宣言した時から注目していた経営者です。
積水ハウスは六甲アイランド開発を住友信託銀行と共同代表で取り組みそこから大きく成長し世界に飛躍の橋頭保を築いている現状に個人的にも感銘。
シスメックスの「世界の医療を支えて海外展開しているグローバルな経営戦略」と学生へのメッセージは実に的確で海外進出している又はこれからの企業にも多大な示唆を与えてくれると思います。カルビー松本会長の強烈なリーダーシップと「選択と集中」は個人としても実行したいものと感動しました。
本紙の企画主旨の投資研究については割愛しましたが世界全般では短期投資の時流に対し優良企業を選別し長期投資の考え方には賛同するとともに本紙の続編が発行されることを期待しています。